日経平均は小幅反落。前日に先物主導で日経平均が約300円の急伸となった反動で、 全般に軟調な展開となった。好決算を発表した三井住友<8316>などメガバンクが下支 え要因となったものの、直近で上昇が目立っていた通信株などを中心に利益確定売り に押された。 大引けの日経平均は前日比21.52円安の14567.16円となった。東証1部の売買高は26億 7749万株、売買代金は2兆10億円。業種別では、海運や建設、保険、情報・通信、陸 運、サービス、医薬品、鉄鋼などが軟調。一方、ガラス・土石やその他金融、銀行、 鉱業、非鉄金属などが上昇した。 個別では、ソフトバンク<9984>やKDDI<9433>などが軟調。また、大成建<1801>や 鹿島<1812>など、ゼネコン株が総じて売り優勢に。その他、郵船<9101>や商船三井 <9104>などもさえない動きとなった。一方、三井住友や三菱UFJ<8306>などメガバ ンクが堅調。また、決算発表を受けて、パイオニア<6773>やセイコーHD<8050>など が大幅高となった。