大王製紙<3880、株価 - チャート>は11日、13年9月中間期(4-9月)の連結決算を発表した。

中間期の営業利益は前年同期比3.7%増の52億7600万円。期初想定の44億円を上回り増益に転じた。円安で原料価格は上昇したが、利益率の高いロシア、中国向けの輸出が好調、コストダウン効果が効いた。

14年3月期予想は前期比25.2%増の145億円。期初想定の165億円を下回る見通し。古紙価格の上昇や板紙・段ボール販売が弱含みで推移するとみている。

11日の終値は、前週末比6円高の784円。