古河機械金属<5715、株価 - チャート>が11日、13年9月中間期(4-9月)連結決算の上ブレ着地とともに、14年3月期業績予想の上方修正を発表した。

通期業績見通しでは、売上高が前回予想の1500億円から1600億円(前期比3.3%減)へ、営業利益は同47億円から57億円(同69.5%増)に引き上げられた。業績予想の前提となる為替レートを通期の1ドル=85円から、下期は同=95円に変更。金属部門で円安の影響により増収を見込み、おう盛な復興需要を背景にユニック部門が好調を持続する見通しで収益拡大につながる。

中間期決算は、売上高が785億5700万円(前年同期比5.7%減)、営業利益は27億6900万円(同2.06倍)だった。前回予想に対し、それぞれ5億5700万円、6億6900万円の上積みとなった。

11日の終値は、前週末比6円高の202円。