東京製綱<5981、株価 - チャート>が11日、14年3月期連結業績予想を上方修正し、最終損益予想を15億円の黒字(前年同期は288億2700万円の赤字)へ引き上げた。従来予想は10億円の黒字。13年9月中間期(4-9月)業績が計画を上回ったほか、下期も鋼索鋼線部門、開発製品部門を中心に堅調に推移すると見込んでいる。
中間期連結の最終損益は7億6000万円の黒字(前年同期は27億6900万円の赤字)となった。従来予想は1億円の黒字。鋼索鋼線部門で受注、売上が想定以上となったほか、開発製品部門では海外向け案件が増加した。また、特別利益に投資有価証券売却益2億6700万円を計上した。
11日の終値は、前週末比2円安の168円。