<7467> 萩原電気 1287 0総合エレクトロニクス企業の萩原電気<7467>は7日、第2四半期(4-9月)業績を発表。売上高が前年同期比6.2%減の419.26億円、営業利益が同10.4%増の11.32億円、四半期純利益が同16.5%増の6.25億円だった。売上高は期初計画通り、営業利益、四半期純利益は計画を上回っての着地となった。
デバイスビジネスユニット事業は、自動車関連企業向けを主力に、マイクロプロセッサー、システムLSI、アナログ・パワー半導体、コンデンサ、コネクタ等の販売ビジネス、システムLSI設計、ソフトウエア開発を行っている。ハイブリッド車を中心に需要が底堅く推移したほか、好調な米国向けなどの海外需要に支えられた。ソリューションビジネスユニット事業は、自社製品を含めたIT製品の提供やアプリケーション開発などのソリューション提供ビジネスなどを展開。企業の設備投資・情報化投資需要に持ち直しの動きがみられている。
通期については、売上高が前期比0.9%増の860億円、営業利益が同3.7%増の21.50億円、純利益が同3.4%増の11.80億円とした期初計画を据え置いている。
萩原電気<7467>は、メーカーと商社の機能を持つ総合エレクトロニクス企業。メーカーから半導体などの電子部品を仕入れ顧客へ納入する電子部品商社としての機能に加え、車載デバイスの商品企画・設計段階から参画し、顧客企業の要望に沿ったスペックのマイコンや周辺デバイスの提供を行う。