巴コーポレーション<1921、株価 - チャート>が7日、13年9月中間期(4-9月)の連結利益予想を上方修正した。

中間期業績見通しは、売上高が前回予想の90億円から86億円(前年同期比11.0%増)に引き下げられたが、営業利益は同5000万円から3億7000万円(前年同期は3億2900万円の赤字)に上積みされた。上期に売上計上を予定していた工事の一部が第3四半期(13年10-12月)以降に延びたことなどから、売上高は目減りする。一方、利益面では、受注前段階での採算検討を徹底し、売上原価の低減や経費削減に努めた。また、販売用不動産の一部売却などにより、不動産事業の利益が増加した。

なお、14年3月期の業績予想については、12日の中間期決算発表時に開示する。

7日の終値は、前日比41円高の512円。