日本ケンタッキー・フライド・チキンは19日、運営する宅配ピザチェーン店「ピザハット高井戸店」(東京・杉並)に勤務していたアルバイトの男子大学生が、廃棄するピザの生地を店舗内で顔に張り付ける不適切な行為をしていたと発表し、陳謝した。

 アルバイト店員が18日、白いピザ生地を伸ばして顔面を覆った様子を撮影した写真を自らツイッターに掲載して発覚。社内調査に対し「5月9日の閉店後に、気の緩みからやってしまった」などと説明したという。

 日本ケンタッキーによると、ピザは当日に売れ残って販売期限を過ぎたもので、顧客に提供されることはなかった。店員は現在勤務しておらず、同社は処分を検討している。

 同社は「お客さまに大変不安で不快な思いをさせて深くおわびしたい」と謝罪し、再発防止に向けて従業員の教育や指導を徹底するとした