日経平均は大幅反発。昨晩の欧米株高など外部環境の落ち着きが好感され、コア銘柄 を中心に買い優勢の展開となった。好業績観測報道が伝わった金融関連株などが強含 み、日経平均は14500円台を回復した。 大引けの日経平均は前日比176.37円高の14502.35円となった。東証1部の売買高は34 億8076万株、売買代金は2兆7213億円。業種別では、海運や金属製品、その他金融、 証券、輸送用機器、食料品、化学、精密機械、銀行などが堅調。一方、鉄鋼や空運、 鉱業などが軟調だった。 個別では、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>、野村<8604>など金融関連株が堅調。 また、好業績観測報道が伝わったソフトバンク<9984>もしっかり。その他、郵船 <9101>や商船三井<9104>など、海運株が見直し買い優勢となった。一方、決算発表を 受けて、ファナック<6954>が軟調。また、コマツ<6301>や任天堂<7974>なども売り優 勢となった。