JR東海<9022、株価 - チャート>が3日続伸し、一時270円高の1万2980円を付けている。29日引け後、14年3月期の連結業績予想を上方修正し、材料視された。

通期予想で、売上高を1兆5980億円から1兆6210億円(前期比2.3%増)へ、営業利益を4270億円から4440億円(同4.2%増)へ、純利益を2220億円から2290億円(同14.5%増)に引き上げた。中間期までの好調な業績に加え、安全・安定輸送を確保しつつ、業務全般にわたるさらなる効率化・低コスト化を進めるとした。13年9月中間期(4-9月)決算での通期業績予想に対する進ちょく率は、営業利益で65.0%、純利益で69.7%となった。

中間期決算は、売上高8147億5900万円(前年同期比3.2%増)、営業利益2881億8200万円(同18.3%増)、純利益1595億8000万円(同39.7%増)だった。主力の運輸業において、ビジネス、観光ともに利用者が順調に推移し運輸収入が6017億円(同3.4%増)と堅調だった。

午後零時50分時点の株価は、前日比250円高の1万2960円。