初めて株を買う時にオススメしたいのが、株主優待や配当が充実した株を買って高い利回りを狙うやり方だ。そして、株主総会に行けばおみやげがもらえて利回りがさらにアップするケースもある。まずはココから株を始めてみてはいかが。

優待より豪華なおみやげが

株主総会でもらえることも

 株価の上昇を狙うだけでなく、保有中に株主優待や配当金がもらえるとうれしいもの。ここでは、ザイ編集部がチョイスした、株主優待がある主要銘柄500銘柄の中から、株主総会みやげと配当を加えた合計利回りが高い銘柄を紹介。

 たとえば、合計利回りが40%超もあるのがシャツメーカーの山喜(3598)。株主総会で半袖シャツ(2900円相当)が1枚おみやげとしてもらえる。株主優待だけでも利回りに換算すると23%と高いので、株主総会に行けなくても十分に高利回りなので注目だ。

 対して、コックス(9876)は13年の実績では、株主優待よりも株主総会みやげのほうが高利回りのケース。東京で行なわれた株主総会では、小売り価格で3000円相当のタオルのおみやげがもらえた。

配当だけでも利回り3%以上の銘柄も!

そして株主優待株は下落に強い傾向あり

 また、ラウンドワン(4680)は配当利回りだけでも3.5%と高水準。株主優待は施設割引券なので、ボウリングやカラオケなど、ラウンドワンをよく利用する人にとってはとてもお得な内容となっている。

 株主優待株は、日本の代表銘柄に比べて株価の大幅下落にも強い傾向があるというメリットが。また、権利確定後に下落し、権利確定に向けて上昇するという傾向もあるため、この動きを利用し、権利確定まで日数があるうちに買えば安く買えるという特徴もある。安値で買って、高い利回りを狙ってみよう。今発売中のダイヤモンド・ザイ12月号(10月21日発売)では、このほかにも超高利回り、高配当、そして14年の上昇を先取りする10万円株を紹介。株の始め方やチャートの見方とまとめて紹介している。ぜひ、アマゾンや楽天ブックスのチラ読み、または書店で手にとってみてほしい。