関西電力<9503、株価 - チャート>が反発し、一時66円高の1357円まで買われる場面があった。16日引け後、13年9月中間期(4-9月)の連結業績予想を発表、最終黒字の転換を好感した。

中間期業績で、売上高を1兆5800億円から1兆6100億円(前年同期比14.5%増)に引き上げ、経常損益は400億円の赤字から310億円の黒字(前年同期は1719億4700万円の赤字)、最終損益は320億円の赤字から150億円の黒字(同1167億8500万円の赤字)に転換する。夏季の高気温の影響で電灯電力料収入が増加したことに加え、上期の業務計画の実施抑制などにより修繕費や諸経費が減少することが寄与する。

14年3月期予想については、供給力の見通しが不透明として、引き続き未定としている。

17日の終値は、前日比36円高の1327円。