ウエハ用研磨材大手のフジミインコーポレーテッド(FUJIMI)<5384、株価 - チャート>が反発し、一時46円高の1368円まで買われている。16日引け後、13年9月中間期(4-9月)の連結業績予想を上方修正し、材料視された。
9月中間期予想で、売上高を130億円から140億円(前年同期比17.4%減)に引き上げ、営業利益は3億円から6億5000万円(同76.3%減)、純利益は2億円から5億円(同70.8%減)に減益幅が縮小する。売上高が当初予想を上回る見込みとなり、売上高増による利益額の増加に加え、コスト削減策も寄与した。
14年3月期予想については、半導体市場に先行き不透明感があることから、従来予想の売上高280億円(前期比13.6%減)、営業利益14億円(同60.0%減)、純利益9億円(同59.5%減)を据え置いている。
午後2時4分時点の株価は、前日比27円高の1349円。