16日午後8時15分頃、東京都板橋区大山東町の東武東上線大山駅近くで、携帯電話を見ながら歩いていた同区内の無職男性(47)が、下りていた遮断機の隙間から踏切に入り、小川町発池袋行きの快速急行電車(10両編成)にはねられ、全身を強く打って間もなく死亡した。

 警視庁板橋署の発表によると、踏切は警報音が鳴り、両側から遮断機が下りていたが、男性は携帯電話を見ながら、中央のわずかな隙間を通り抜けて踏切に入ったという。