ブイ・テクノロジー<7717、株価 - チャート>が5日ぶりに反落。大和証券では15日付で、投資判断「3」(中立)を継続、目標株価は30万8000円に設定している。

足元で中国・韓国メーカーからの検査装置の大型受注が入っている点と12年3月期の構造改革による販売管理費率引き下げ効果が継続している点を考慮し、14年3月期連結営業利益は会社側計画を上回って着地すると予想。一方で、比較的収益性が低い検査装置の売上高比率上昇により同証券従来予想からは下方修正されている。

今後の注目点としては、光配向膜用露光装置の受注動向を挙げており、顧客の複数購買化の流れに加え、中国顧客向け納入実績の豊富さを考慮すれば、今後の装置受注のポテンシャルは十分あると判断しているという。

同証券では連結営業利益について、14年3月期4億4000万円(前期は11億4200万円の赤字、会社側計画は4億円)、15年3月期7億3000万円と試算している。

16日の終値は、前日比4500円安の27万7500円。