<9963> 江守商事 1547 +134 急伸。前日に発表した業績予想の上方修正が評価材料視される。上半期営業利益は従 来予想の24億円から27億円に増額、前年同期比では2倍強の水準となる。中国子会社 における食糧や金属資源などの販売が好調に推移したもよう。第1四半期決算時に も、18億円から24億円に大幅増額修正を行っており、プラスインパクトは強いもよ う。PER水準の割安感なども意識される。 <6753> シャープ 299 +13 売り先行は切り返す。本日、公募・売出株の受渡期日となっており、公募株取得組な どの利益確定売りが朝方は先行した。公募価格は279円であった。需給イベントで は、前日にTOPIXリバランスで買い需要が発生してる一方、本日もMSCIのリ バランスで2000万株弱のインデックス買いが見込まれている。需給の最悪期通過とし て、買い戻しの動きも強まったもよう。 <3657> ポールトゥウィン 2999 +108 大幅高、5月1日の上場来高値に急接近する展開となっている。いちよしではレーティ ング未付与ながらポジティブなレポートをリリース。新型ハードの発売に伴うデバッ グ事業の拡大期待に加えて、ヤフー<4689>の新戦略に伴うeコマース市場の活性化期 待などから、業績予想を上方修正へ。今1月期の営業利益は20億円から23億円に上方 修正、会社計画の18.4億円を大幅に上回るとみているようだ。 <6967> 新光電工 966 -6 さえない。米インテルが第3四半期の決算を発表、同社やイビデン<4062>など関連銘 柄の動向が注目されたが、ともに小動きでまちまちの展開となっている。インテルの 7-9月期決算では、売上高は対コンセンサス比でインラインながら、粗利益率は上振 れて着地。一方、10-12月期見通しでは、売上高は想定を下振れる格好に。インパク トは限定的な決算であったが、インテルは時間外取引で伸び悩む動きとなっている。