2年間で102kg→55kg「私はこうして痩せました」―主食を減らす、週4回運動

アメリカの美容師Kim Schoenfeldtさん(39)は、若いころは痩せていたそうです。産後太りで100kgを超えてから、ダイエットを決意したエピソードやダイエットの方法などをご紹介します。

アメリカ・マイアミに住む美容師のキムさん(39歳、55kg)は、ブロンズヘアがまぶしい美人。3年前は100kg超の大きな体を持っていたなんて、誰が信じるでしょうか。

キムさんは昔から太っていたわけではないそうです。21歳で娘を産んだ時も、簡単に体重を戻すことができました。

しかし、娘の成長とともに、彼女の身体もどんどん横に成長していきます。「このままでは良くない」と思いダイエットを始めるものの続かず。10年近くも失敗し続け、102kgまで太ってしまったそうです。

いよいよヤバいと気が付いたのは、2009年の冬。家族でディズニーランドに行った際、なんとターンスタイル(回転式のバーを押して入るタイプの改札。1人通るたびに「ガシャン」と回るアレ)を通れず、悔しい思いをしたのです。

「でも、ダイエットはしんどい」と現実から目を背けようとしましたが、転機はその1年後に訪れました。夫が糖尿病になったのです。

夫に付き添って病院に行くと、医師は彼の生活習慣を変えなければいけないと言いました。そして、キムさんは自分も例外ではない、と悟ったのです。夫婦は病院の生活改善プログラムに参加することを決意しました。

キムさんの最初の目標は、9キロ。まずは食事の量を減らすことにしました。これまで夕食の際に食べていたバスケットいっぱいのパンを1枚に減らしたり、夫の健康を考えて、デリバリーのピザを野菜や低脂肪チーズを使った手作り料理に変えたり。それだけで、3か月で10キロの減量に成功したそうです。

さらに運動もするようにしました。エクササイズのDVDを週に3、4回。それに加え、家族のレクリエーションとして、Wiiのダンスゲームを取り入れました。

そこから有酸素運動、筋トレ、ストレッチとあらゆる運動をするようになり、2年後の2012年3月に、最終目標の58kgに到達。目標を達成した後も、さらに55kgまで落ちたというのですから、努力のほどが伺えます

今では洋服を選ぶのが楽しいというキムさん。「食事制限」と「運動」というとっても基本的な方法ですが、夫と一緒に始め、家族で楽しみながら取り組んだこと、そして2年間頑張り続けたことがダイエット成功の秘訣になったようです。

最近ダイエットをあきらめてしまったあなた、仲間を見つけて、コツコツ頑張ってみませんか?