散歩生活で今度こそダイエット成功!?

 ダイエットがなかなか続かず、悩んでいませんか?  でも、楽しく散歩しながらダイエットする方法があるのです。ピーク時の体重110kgから40kgもの減量に成功し、散歩に関するコラムを多数執筆している下関マグロさんに、そのノウハウをお聞きしました。

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■散歩ダイエットの効果~消費カロリーは少ないが、体への効果は多い~
「ウォーキングの消費カロリーは、散歩のようにぶらぶら歩きの場合、1分間に約2.7kcal、普通に歩いた場合で約3.3 kcal、大またで歩いた場合で4.2 kcal、と言われています(体重60kgの場合)。1時間普通に歩き続けても、消費カロリーとしてはせいぜい200 kcal程度なので、ケーキ1個分にも及びません」(マグロさん)

 ということは、散歩はダイエットに向かないのでは? 

「いえ、そうではないんです。確かに一度の消費カロリーは少ないですが、散歩はダイエットに向いていると言えます。というのも、脂肪の燃焼は20分を超えたぐらいから始まるからです。体重を減らすにはそれだけの時間の運動を長く続けないといけないのですが、激しい運動だと、なかなか長続きしないですからね」(同)

 たしかに。そもそも「続ける」ことが大事ですもんね。

「また、続けていくうちに体の基礎代謝も上がりますし、心臓のポンプ機能を向上させるために血液循環が良くなったり、冷え性の改善に役立つなど、体にとっていいことが多いです。いまは長時間歩く体力がない人でも、少しずつ歩ける距離が延びていくので、だんだん効果も上がっていきます」(同)

 なるほど。健康面においてもたくさんのメリットがあるんですね。

■散歩がダイエットに向いている点
・体の基礎代謝が上がる
・体力に自信がない人でも無理なく20分以上続けられる
・特別な道具や場所が必要なく、継続して続けやすい
・健康にもよいため、体調を崩したりリバウンドを起こしたりしにくい

■こんな人は散歩ダイエットに向いている
 マグロさんの経験によると、下記に当てはまる人は散歩ダイエットが向いているそうです。

・忙しくて時間が取れない
・飽きっぽい
・1日の中であまり移動がない
・移動する機会がしょっちゅうある
・節約が好き

「忙しい人は自由時間があまりありません。わざわざ散歩のためだけに時間を作るのは難しいので、毎日の習慣に少しプラスすれば実現できるような、簡単な方法でないと、長く続けることはできません。私の場合は、もともと糖尿病改善のためにやせなくてはならず、当初はジムに通っていました。そのうちに、ジムへの移動が散歩に置き換わって楽しくなり、取材や打ち合わせなどの仕事の移動にもとり入れるようになったのです。動画などを見ながらウォーキングマシンを使う方法もありますが、苦行のようで飽きてしまう人は、一歩ごとに景色が変わる散歩のほうがオススメです」(同)

■日常の中に組み入れる
「ダイエットのためなら、1日1時間ぐらいを目安に歩くといいですね」とマグロさん。でも、それでも結構ハードルが高いのでは? 

「まずは歩けそうな距離からスタートしてください。やらなければと思うと続かない。意志を強く持つより、歩くことを日常化することですね。私の場合は、最初は同じ道を歩いていたのですが、だんだん飽きてきた。そこで移動のとき、電車に1駅分乗るところを散歩に置き換えていきました。今日は260円得をした、などと思いながら散歩をしていたので、わざわざ時間を作るという意識はなかったですね」(同)

 時間が取れなければ、お昼休みに散歩がてら昼食を買いに行く方法もあるとか。デスクワークばかりの人は、逆にリフレッシュできそうですね。節約が苦にならないなら、「今日は○○円得をした、節約した」と思うのも楽しそう。毎日の行動と散歩をセットにすることが長続きするコツのようです。