DACチップはWolfson製を採用している。ハイレゾ信号に対応した光デジタル/同軸デジタル入力端子を備えるほか、A-K905NTでは、USB、ネットワークからのハイレゾ音源の再生にも対応している 。A-K805もUSB端子は備えているが、ハイレゾ音源の再生には非対応だ。
アンプはデジタル方式で、実用最大出力は50W×2だ。NFB(負帰還)をデジタル信号とLPF(ローパスフィルター)通過後のアナログ信号の両方にかける「バランスド・デジタル・フィードバック」方式を採用。磁気・SW・電源変動などによる歪みの発生を抑制している。フロントパネルに3mm厚のアルミ材を採用するなど、制振性能も高められている。また、ビット拡張や周波数拡張を行う「K2テクノロジー」も採用。非可逆圧縮されたソースの補間だけでなく、CDなどの音質も向上させることが可能だ。
本体サイズは共通で、W247×D298×H115mm。質量は、A-K905NTが3kgで、A-K805が3.3kg。