常に市民球団として愛されてきたカープの存在を象徴するかのような、この「赤ローソン」。(株)ローソン(本社・東京都品川区)広報担当の竹元裕貴氏によると、「赤ローソン」の誕生は、地域密着を重視し、とりわけ球場近くの店舗では特色を出したいと考えた本社の指示によるものだという。球団とのコラボレーションでグッズなどを販売する店舗はあっても、店の色まで変えてしまったのは、12球団の本拠地でも広島だけだ。実際、店内には通常の商品の他、メガホンやユニホームなどカープの応援グッズがズラリと並び、見事な「赤」ぶり。グッズはいずれも入店してすぐ目に付く、入り口付近の“特等席”で存在感を放っている。