寄り付きの東京株式市場で日経平均は3日続伸。取引時間中で10月4日以来、4営業日ぶりに1万4100円を回復した。

米財政協議進展への期待感から前日のダウ<.DJI>が上昇したうえ、1ドル=97円台半ばとドル高/円安に振れた為替が支援材料となり、堅調なスタートとなっている。医薬品、不動産、海運などがしっかり。半面、保険、鉄鋼、銀行などが弱含んでいる。

日本株は8日から売り方の買い戻しが目立っており、外部環境の改善などを背景にきょうも買い戻しが継続する見通し。日経平均は心理的節目の1万4000円水準で値固めが想定されている。