日本人は細かいところまで異常なまでにこだわると言われている。その一例が店の陳列。日本では「へーキレイに並んでいるね」というくらいの認識でも、外国人から見ると「マジかよ!!!! さすが日本人!」と驚きの対象であるのだ。

アメリカの日系スーパーの売り場で神がかった陳列が激写され話題になっている。なんと肉売り場でミンチ肉が、あんなキャラやこんなキャラに大変身! どこから買えばいいのかわからないほど完璧な陳列になっているというのである。

話題になっているのは、シアトルに本拠地をかまえる日系スーパー「宇和島屋」だ。その宇和島屋シアトル店の肉売り場が素晴らしいとのこと。そこで公開された写真を見てみると……なんじゃコリャアァァァァ!? ミンチ肉が、ちょっと触るだけでポロポロと崩れてしまうミンチ肉が、人気キャラの形に盛り付けられているのだ。

画像には、ロックマンに、ソニック・ザ・ヘッジホッグ! 『ポケモン』の人気キャラのピカチュウ、ニャースにフシギダネ、そして2つのトレイをまたいで、かめはめ波を放つ孫悟空やナルトもいるぞ!

しかも、平面的にぺったりと成型されているのではない、半立体になっている。肉の向きもみな同じだ。しぼられた1本1本のミンチ肉の流れがより立体感を演出している。ソニックのとんがったトゲの奥行きのとり方には鳥肌さえ立つくらいである。

この画像に海外ユーザーは

「オーマイガー!」
「こんなの切れないよぉぉ」
「肉売り場のマネージャーが素晴らしい」
「才能がありすぎる」
「これどうやって買うんだよ!?」
「切るのがもったいなさすぎてかえって売れないのでは?」
「とりあえず見にいこう」
「このままミートローフかしら?」
「絶対に買ちゃう!!」

など、隙のない造型に感激するとともに、どうやって買うべきなのか頭を悩ませているようだ。

たしかに、こんなに完璧なお肉を崩してしまうなんて勿体なさすぎ! まるごと箱に入れてもらいたくなるだろう。もしかして、そこまで計算済みなのだろうか? もし、そうだったら新しいビジネスモデルになるかもしれない!?