回転寿司チェーンのカッパ・クリエイトホールディングス<7421、株価 - チャート>が6日続落し、一時55円安の1775円まで売られている。7日引け後、14年2月期の連結業績予想を下方修正し、嫌気された。

通期業績予想で、売上高を947億円から931億円(前期比1.1%減)へ、営業損益は16億6000万円の黒字から9億4000万円の赤字(前期は7億4100万円の黒字)へ、最終損益は5億2000万円の黒字から42億円の赤字(同22億1600万円の赤字)に引き下げた。業績不振の対応策として、第3四半期(13年9-11月)に国内回転寿司事業で不振の50店舗を閉店。これに伴い、減損損失として21億7300万円を計上することなどが響く。また、今回の業績予想の引き下げにより、期末配当を従来予想の5円から無配(前期も無配)に修正した。

13年8月中間期(3-8月)決算は、売上高497億6700万円(前年同期比1.3%増)、営業利益2億1800万円(同89.7%減)、最終損益29億4300万円の赤字(前年同期は8億5600万円の黒字)だった。

午後1時50分時点の株価は42円安の1788円。