アイ・ケイ・ケイ<2198、株価 - チャート>は婚礼事業が主力。出店候補地は人口15万人以上の都市をターゲットに、年間1-3店舗をめどに新規出店を進めている。
13年10月期予想の連結経常利益は前期比1.9%増の18億8000万円。11月の新規出店(長崎県佐世保市)に向けた準備費用が利益を抑制するが、「前期に増設した石川県金沢の施設がフル稼働し、営業データベースの活用による受注組数の向上、既存店のリニューアル効果などを見込む」(経営企画部)という。
14年10月期は、佐世保の施設が通年で寄与するほか、来春に予定している福岡拠点の増床効果も挙式組数の増加につながり、好業績を持続する公算が大きい。
テクニカル上では、直近高値(820円、9月27日)に対して7%前後の押しを入れているが、期末一括配当は5円増配の20円を予定。予想配当利回りは2.6%台と高く、今月28日の権利付き最終日に向けて、配当狙いの買いが期待され、下げも最終局面にあるようだ。
4日の終値は、前日比14円安の776円。