注目されていた映像は、三菱電機の最先端サーボシステムの高いコントロール精度を示すためのデモンストレーションを映したもの。動画を一見すると、ただ高速で回転する3つの丸い板が左右に動いているように見えます。しかし、実はその丸い板は歯車であり、歯車を左右に動かしながら他の歯車を干渉しないように重ね合わせるという驚くべきパフォーマンスが披露されています。
それぞれの歯車には、歯車が搭載された台を直線方向に動かすリニアサーボモータと、歯車の軸を水平に回転させるダイレクトドライブモータ、それに歯車を回転させているモーターの3つのサーボモーターが使われています。今回のデモンストレーションは、これらのモーターを完璧に制御することで、1分間で4500回転という高速で回転する歯車を隣の歯車と自在に重ねる技(?)を実現しているのです