ミスミグループ本社<9962、株価 - チャート>が3日続落し、一時66円安の2787円まで売られた。3日引け後、総額1億ドルの2018年満期ユーロ米ドル建転換社債型新株予約権付社債を発行すると発表、株式転換による1株利益の希薄化を懸念する動きが先行したようだ。

転換価額は36.79ドル。3日の同社終値2853円から1ドル=97円69銭で換算した29.20ドルに対するアップ率は25.99%だった。9月30日現在の発行済み株式数に対する潜在株式の比率は2.99%となる見込み。

4日の終値は、前日比54円安の2799円。