本日のマザーズ市場は、米財政問題と消費増税判断の動向を見極めたいとのムード
から、神経質な展開となった。好材料の出たタカラバイオ<4974.T>が急伸となり賑わ
ったものの、米政府機能の一部停止が決定したことで外部環境の先行き不透明感が強
まり、マザーズ指数は急速に伸び悩みマイナス圏に転落へ。なお、マザーズ指数は4
日ぶりに反落、売買代金は概算で1755億円だった。
 個別では、OTS<4564.T>やMDNT<2370.T>、PD<4587.T>など、バイオ関連に
利益確定売りが膨らんだ。また、コロプラ<3668.T>やモブキャスト<3664.T>などもさ
えない動き。その他、N・フィールド<6077.T>が大幅安となった。一方、タカラバイ
オは、新たなiPS細胞作製方法に関する特許の全世界商用ライセンスをiPSアカ
デミアジャパン社から取得したと発表し大幅高。また、UNITED<2497.T>やサイ
バーエージ<4751.T>などもしっかりだった。