良品計画<7453、株価 - チャート>が続落し、一時260円安の8540円まで売られた。1日引け後、13年8月中間期(3-8月)の連結決算を発表。中間期は増収増益を確保したものの、株価はきのう1日に9070円まで買われる場面があり、決算発表をきっかけに、利益確定売りが優勢となった。

中間期決算は、営業収益1041億4700万円(前年同期比14.0%増)、営業利益97億2200万円(同2.3%増)、純利益65億1200万円(同36.8%増)だった。主力の国内直営事業は、衣料・雑貨部門では、暑い夏を快適に過ごすための「綿でくつろぐ」シリーズの婦人肌着や、夏素材の帽子ならびにストール類が好調に推移。生活雑貨部門では、価格も見直した「エイジングケア」シリーズが、食品部門では、タイカレーなど多くの種類をそろえた「レトルトカレー」シリーズなどが売上をけん引した。同事業の営業収益は652億2400万円(同5.8%増)、セグメント利益59億8700万円(同11.5%減)だった。

14年2月期の業績予想は、営業収益2062億6000万円(前期比9.5%増)、営業利益216億3000万円(同17.9%増)、純利益136億円(同24.0%増)を据え置いた。

2日の終値は、前日比190円安の8610円。