<12:18> 国債買い入れオペ結果、残存5年超10年以下「市場実勢」の声

日銀がきょう3本建てでオファーした国債買い入れオペについて、残存5年超10年以下に関しては「利回較差から判断すると、ほぼ市場実勢に収まった」(国内証券)との見方が出ていた。残存1年超3年以下に関して市場では「2年債利回りで見ると、利回較差はやや甘い結果だ」(同国内証券)、残存3年超5年以下について市場では「5年のカレント物で判断すると、やや弱いが、周辺で見ると、ほぼ市場実勢に収まっている」(同国内証券)との声が聞かれた。相場に強い影響を及ぼす結果ではないとの指摘が出ていた。
応札倍率は残存1年超3年以下が3.46倍(前回4.81倍)、残存3年超5年以下が3.52倍(前回3.77倍)、残存5年超10年以下が3.49倍(前回4.24倍)。