(カッコ内は前営業日比)

30年債<US30YT=RR>
     (2105GMT)     98*11.50(‐0*13.50)=3.7162%
     前営業日終盤     98*25.00(‐0*04.00)=3.6925%

10年債<US10YT=RR>
     (2105GMT)     98*22.50(‐0*09.50)=2.6500%
     前営業日終盤     99*00.00(+0*03.50)=2.6154%

5年債<US5YT=RR>
     (2105GMT)     99*23.75(‐0*06.75)=1.4287%
     前営業日終盤     99*30.50(+0*03.00)=1.3847%

2年債<US2YT=RR>
     (2105GMT)     99*26.75(‐0*00.75)=0.3326%
     前営業日終盤    99*27.50(+0*01.00)=0.3207%


1日の米金融・債券市場では、国債価格が下落。米暫定予算の不成立から政府機関が
一部閉鎖に追い込まれるなか、底堅い製造業統計や株高などが国債への売りにつながった

米供給管理協会(ISM)が発表した9月の製造業部門景気指数は56.2と、前月
の55.7から上昇し、2011年4月以来ほぼ2年半ぶり高水準となった。内訳では、
雇用が55.4で前月の53.3から上昇し、2012年6月以来の高水準となった。
政府機関の一部閉鎖を受け、今月中旬に期限が迫る連邦債務上限の引き上げをめぐる
議会の協議も紛糾するのではないかとの懸念が広がるなか、この日行われた4週間物財務
省短期証券(Tビル)入札は、最高落札利回りが0.120%と、前年11月以来の高水
準となった。
ING・USインベストメント・マネジメント(アトランタ)の国債トレーダー、ジ
ェイク・ロウリー氏は、政府機関の閉鎖よりも債務上限引き上げに債券市場は注目してい
るとした上で、先行きをめぐる不透明感から、月末に償還を迎える4週間物Tビルが「か
なりの割安」になったと述べた。
議会が速やかに新たな予算案で合意できれば、一部政府機関の閉鎖に伴う影響も限定
的となりそうだが、反対に議会での対立が続けば、政府統計が公表されない状況となり、
市場への影響もまぬがれない恐れがあるという。
三菱東京UFJ銀行のチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「債券相場は月次
の統計にはあまり反応しないといわれてはいるが、統計発表がなくなれば、出来高は別と
して取引のトーンはかなり低調になる」と述べた。

Tボンド先物12月限<3USZ3>は12/32安の133─00/32。
Tノート先物12月限<3TYZ3>は8.50/32安の126─04/32。


 <ドル・スワップスプレッド>
LAST Change
U.S. 2-year dollar swap spread 13.75 ( unch)
U.S. 3-year dollar swap spread 14.50 (-0.50)
U.S. 5-year dollar swap spread 15.50 (+0.25)
U.S. 10-year dollar swap spread 15.75 (+0.50)
U.S. 30-year dollar swap spread -3.00 ( unch)