ガリバーインターナショナル<7599、株価 - チャート>が10月1日、13年8月中間期(3-8月)の連結業績予想の上方修正を発表した。

売上高が従来予想の727億円(前年同期比1.9%増)から834億円(同16.9%増)へ、営業利益は同30億円(同88.7%増)から36億円(同2.26倍)、純利益は同17億円(同95.8%増)から23億円(同2.64倍)に引き上げた。売上高に関しては、「買い取り台数、卸売台数が想定を上回った」(IR担当)といい、利益面では「第2四半期(7-9月)は当初と比べ広告宣伝費を抑制した結果、販管費が想定を下回り利益を押し上げた」(同)。昨年9月にエコカー補助金制度が終了したことで、中古車業者に卸売する際の収益性が改善したことも収益急回復の遠因といえる。

14年2月期の連結業績予想である売上高1450億円(前期比1.1%増)、営業利益58億円(同14.2%増)、純利益33億円(同10.7%増)は据え置いた。「下期においては消費増税前の駆け込み需要などがどうなるのか不透明要因があって当初の計画を据え置いた」(IR担当)としている。

1日の終値は、前日比3円高の590円。