■日本籍同胞、中山晃一さんを救う会代表の山田長政を逮捕

米国での肝臓移植が必要だった名古屋市の男性(42)を
助けるための「救う会」で、集めた寄付金から58万円を着服したとして、
愛知県警は26日、業務上横領の疑いで同会元代表の
会社役員山田長政容疑者(51)=同県日進市栄=を逮捕した。

会では約1500万円あった余剰金がなくなっており、県警は同容疑者が使い込んだとみて調べている。
逮捕容疑は2011年6月、会の口座から現金を引き出し、
横領した疑い。「自分の会社の資金繰りに充てた」と認めているという。

天白署によると、救う会は08年、肝炎から肝がんに進行した男性を支援しようと、
職場の同僚だった山田容疑者らが設立。全国から約6000万円を集め、
渡航手術後も資金が残ったため、他の難病患者に寄付するはずだった。

今年に入って他の役員が調べたところ、口座の残高は数百円しかなく、同署に相談していた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013092600890