日本エンタープライズ<4829、株価 - チャート>が3営業日ぶりに急反落し、一時1990円安の1万6300円。午前10時27分時点で1500円安の1万6790円となり、東証2部値下がり率3位にランクされている。27日引け後に14年5月期第1四半期(13年6-8月)の連結決算を発表、3割超の営業減益となり、嫌気された。

第1四半期決算は、売上高が11億3900円(前年同期比26.2%増)と伸びたが、営業利益は5900万円(同35.4%減)にとどまった。コンテンツサービス、ソリューションの両事業ともに売上拡大を図ったが、原価率上昇や、販管費負担から、営業減益を余儀なくされた。通期業績予想は据え置かれ、営業利益5億2000万円(前期比39.7%増)を見込むが、進ちょく率の低さも警戒要因として意識されている。