自動車用電装品などを手掛けるミツバ<7280、株価 - チャート>が急落。一時315円安の1687円まで売られ、東証1部値下がり率トップとなっている。同社は27日午前8時30分、米国司法省との間で同社の反トラス法および関連法規違反行為につき罰金1億3500万ドル(約133億6500万円)の支払いに合意し、司法取引契約を締結すると発表、嫌気された。

同社は、今回の契約締結により13年9月中間期(4-9月)の連結決算で132億7500万円を特別損失に計上。14年3月期業績予想については、現在精査中で、判明次第速やかに公表するとしている。また、今回の処分を受け取締役および執行役員は、10月からそれぞれ月額報酬の30%から10%を3カ月間自主返上するとした。

午後1時47分時点の株価は、前日比275円安の1727円。