<6064> アクトコール 1440 +30アクトコール<6064>は、24時間365日対応の自社コールセンターと、全国の駆けつけ業者ネットワークを活かし、賃貸物件入居者に住まいに係るトラブルを解決する、会員制の緊急駆けつけサービスを提供している。

19日には、自主管理物件の賃貸オーナー向けに「入居者総合補償サービス」を提供開始すると発表した。同サービスは、これまでバラバラに提供されてきた、入居者の緊急駆けつけサービスや、家財総合保険、家賃決済代行、家賃滞納保証が1つになったものである。サービス料金(初期費用と月額費用)を賃貸物件の入居者が負担するモデルとなっているため、賃貸オーナー側は自己負担が不要なだけでなく、入居者の家財保険未加入、家賃回収の手間、家賃滞納リスクなどを軽減することができる。

同サービスは、3月1日付で同社が買収した、家賃決済業務を行うインサイトと共同で開発したもの。インサイトとの複合サービスにより、不動産管理会社だけでなく、自主管理オーナーへの業務軽減の提案が可能となり、自主管理物件でのサービス契約が今後さらに増していくものと予想される。これまでのターゲットであった不動産管理会社の管理物件(約600万戸)だけでなく、新たに賃貸オーナー自らが管理する自主管理物件(約700万戸)もサービス提供対象に加わることになり、同社の成長余力がさらに高まるものとして注目される。