首相は東京電力福島第1原発の汚染水問題に関し「国がしっかり責任を持つ」と先頭に立つ決意を強調。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)交渉について「守るべきものは守り、攻めるべき点は攻めて国益を守る」と理解を求めた。
これに対し、北海道連の柿木克弘幹事長はTPP交渉の秘密保持契約について「地元に説明しなければならない。ある程度は我々に(交渉内容を)示してもらわないと地域は不安だ」と対応を要請。福島県連の平出孝朗幹事長は終了後に記者団に「汚染水は毎日流れている。一日も早く対応してほしい」と語り、踏み込んだ対応を求めた。