アークランドサカモト<9842、株価 - チャート>が続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では24日付で、レーティング「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は1620円から1600円に引き下げている。
24日に14年2月期の13年8月中間期(3-8月)連結決算を発表。中間期決算のおもなポイントとして、(1)主力の小売事業は経費などのコントロールを図ったものの、春先の天候不順などを背景にホームセンター既存店売上高が前年同期比5%減と低調に推移したため、営業利益は同2.4%減の25億円となったこと(2)「かつや」の店舗展開を進めている外食事業の営業利益は積極的な店舗展開を進めるなか、同7%増の10億円になったこと――などを挙げている。
同証券では、従来予想に比べて売上高を保守的に見直したことを主因に業績予想を若干下方修正。連結営業利益について、14年2月期82億6300万円(前期比0.5%増、従来84億2400万円、会社側計画は85億5000万円)、15年2月期84億7500万円(従来85億4200万円)、16年2月期85億1800万円(同90億2100万円)と試算している。主力のホームセンター事業において園芸のほかDIY用品などの販売基調が持ち直してくるかどうかに注目しているという。
25日の終値は、前日比16円安の1485円。