新生銀行<8303、株価 - チャート>が反発。SMBC日興証券では24日付で、投資判断「2」(中立)、目標株価240円でカバーを開始している。
投資判断「2」の背景として、(1)目標株価に対し3%強の上値余地とセクター内中位にとどまる点(2)会社側計画の連結純利益は14年3月期-15年3月期こそ達成可能と予想するものの、16年3月期は連結純利益700億円とハードルが高く未達になる可能性が高い(3)中期経営計画期間中で33%の無担保消費者ローン残高増加を掲げる会社側計画の達成はややハードルが高く、シンキとアプラスフィナンシャルの過払い引当金の充分性にも懸念が残る点(4)課税所得見積り変更伴う繰延税金資産積み増しおよび増配の織り込みが本格化するには17年3月期が近づいてからと考えられ、現状のカタリストとして織り込むには時期尚早であること――の4点を挙げている。
25日の終値は、前日比4円高の231円。