NTTドコモは、20日に発売する米アップルの新型スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)5s」(メモリー容量16ギガバイトモデル)と廉価版の「同5c」をともに、毎月の通信料から端末価格を2年間割り引く「実質0円」で販売することが12日、わかった。ドコモに対抗し、ソフトバンクモバイルとKDDI(au)も追随するのは確実とみられる。
国内携帯大手3社とアップル日本法人は13日午後4時、アイフォーン5cの予約受け付けを始める。5cは16ギガバイトと32ギガバイトの両モデルが実質0円で販売される。
ドコモは、ソフトバンクとKDDIが実質0円で販売している現行の「5」と同価格(199~399ドル)の「5s」も、16ギガバイトモデルは実質0円に設定することにした。アイフォーンを初めて販売するドコモはまた、自社のスマホ向けネットショッピングサイト「dマーケット」をアイフォーンでも利用可能にする。
3社は13日午後、アイフォーンの端末価格や通信料金、番号持ち運び制度による他社からの乗り換えを促進するキャンペーンなどを発表する。