ラオスでの日本人男性による児童買春が疑われるような投稿がSNS(交流サイト)で相次いでいるとして、現地在住の日本人女性が6月初旬、撲滅を求める署名を提出した。女性は「あまりにも目に余る状況で、見て見ぬふりをできなかった」と語る。在ラオス日本大使館は女性の訴えを受けて、異例の早さで注意喚起文を出した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/613ae9c443d76378f605cbb69491b768819d94f7?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20250628&ctg=wor&bt=tw_up
署名を集めたのは、首都ビエンチャンで食堂を営む岩竹綾子さん(46)。発端は、SNS上でラオスでの児童買春行為を「自慢」するような日本人男性の投稿を目にしたことだった。
自宅の近くにも児童買春をあっせんしているとみられる売春宿があり、元々身近な問題だったが、日本人男性が買春していると知り、強い憤りを抱いた。
今年4月上旬、ラオスでの児童買春撲滅に向けて日本政府の対応を求めるオンライン署名を募ると、約2カ月間で2万5000筆以上の賛同が集まった。署名活動の情報は、毎日新聞の情報提供窓口「つながる毎日新聞」にも寄せられた。