アフターピルには主に以下の2種類があります。それぞれ、服用するタイミングや成分が異なります。
1. レボノルゲストレル錠
概要: 一般的なアフターピルで、主成分はレボノルゲストレルです。
服用タイミング: 性交後72時間以内に1回服用します。早く服用するほど効果が高いです。
効果: 排卵を抑制し、受精や着床を防ぐことで妊娠を防ぎます。
副作用: 吐き気、頭痛、月経不順などが報告されています。
2. ウリプリスタール酢酸エステル錠
概要: より新しいタイプのアフターピルで、主成分はウリプリスタール酢酸エステルです。
服用タイミング: 性交後120時間(5日間)以内に1回服用します。レボノルゲストレル錠よりも、服用可能な期間が長いです。
効果: 排卵をさらに強力に抑制し、受精や着床を防ぎます。服用する時間が遅れても比較的高い効果が期待できます。
副作用: 吐き気、頭痛、腹痛、疲労感、月経の遅れなどがあります。
アフターピルには、72時間以内に服用する「レボノルゲストレル錠」と、120時間以内に服用できる「ウリプリスタール酢酸エステル錠」の2種類があります。どちらも緊急避妊薬として使用され、服用が早いほど効果的ですが、早期に医師に相談して適切なピルを使用することが重要です。