1. 被害箇所の特定
調査: シロアリの被害がある場所を特定します。木材の空洞音や、シロアリの糞、泥のトンネル(蟻道)などが見つかれば、被害箇所の可能性があります。
2. 殺虫剤の使用
シロアリ専用殺虫剤: 市販のシロアリ専用殺虫剤を使用し、被害箇所やその周辺に直接噴霧します。液体タイプや発泡タイプがあります。
バリア処理: 家の周囲に殺虫剤を散布して、シロアリの侵入を防ぐバリアを作ります。地面に散布するタイプや、注入するタイプがあります。
3. ベイト剤の設置
ベイトステーション: シロアリが餌とするベイト剤(毒餌)を設置し、巣ごと駆除します。ベイト剤をシロアリが運んで巣に持ち帰ることで、巣全体を駆除する方法です。家の周囲や被害箇所に設置します。
4. 木材の処理
防腐処理: 被害を受けた木材や周辺の木材に防腐剤や防蟻剤を塗布し、シロアリの再侵入を防ぎます。
交換または補修: ひどく被害を受けた木材は交換または補修が必要です。
5. 湿気対策
通気性の改善: 湿気がシロアリを引き寄せる原因となるため、床下の通気性を改善し、湿気を減らすことが重要です。換気扇や除湿剤の設置も効果的です。
6. 定期的な点検
定期点検: シロアリ駆除後も、定期的に点検を行い、新たなシロアリの侵入がないか確認します。特に湿気が多い時期やシロアリの活動が活発な春から初夏にかけては注意が必要です。
7. 専門家に相談
業者への依頼: 自分で駆除が難しい場合や、被害が広範囲に及んでいる場合は、シロアリ駆除の専門業者に相談するのが安全です。