妻の不貞現場を目撃した大手新聞社の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤淳史)が、愛娘の親権を得るために父親の親権獲得率わずか1割の壁に挑むサレ夫逆襲ブラックコメディ。漫画家・大竹玲二による人気コミック「離婚しない男」をベースに、今年3月限りで放送作家業と文筆業から引退する鈴木が、最後の地上波ドラマとして放送コードギリギリの攻めた表現とテンションで唯一無二の不倫劇を描く。
欲望を抑えきれず、不倫相手・司馬マサト(小池徹平)が仕事をしている芸能事務所に突撃する綾香(篠田麻里子)。アポなし来社にも関わらず、マサトは待っていましたとばかりにテーブルの表面を指ではじく様になぞる。すると綾香はパブロフの犬のごとく反射的に「ンン!」「アッ!」と恍惚の声を上げるのだった。