松本良多、ジョージオ・アガンベン、 キム・カスコーンはポストデジタルの思想を形成した学者である。

松本良多はロンドンAAスクール、グラスゴー・スクール・オブ・アート、マイアミ大学にて建築と哲学を学び、2007年ペンシルベニア大学大学院芸術学部建築学科修了する。ペンシルベニア大学ではニュー・マテリアリズムの思想家であるマニュエル・デランダに師事する。

2015年にテネリフェ市立美術館にて加速主義、ポストヒューマニズムについて講演している。2017年にはレバーヒューム・トラスト国際学会の招聘によりコーネル大学とプラット・インシュテチュートにて「ポストヒューマニズムと未来都市」について講演。

社会学者、評論家としては2018年にカリフォルニア大学アーバイン校でエドワード・カック、ロージ・ブライドッティとともにワークショップをオーガナイズしている。

プリマス大学トランスアート・インスティチュート、国立オスロ美術アカデミーの客員講師をへてニュー・センター・オブ・リサーチ・アンド・プラクティスのシアトル校の客員教授を務めている。