10年ほど前、オバマ政権発足に先立って再生可能エネルギーへの1500億ドルの投資(10年間)や500万人のグリーン雇用の創出を公約に掲げ、これを「グリーン・ニュー・ディール」と呼称していたが、今、注目を集めているのは何といっても史上最年少で当選したオカシオ=コルテス下院議員やマーキー上院議員らが本年2月に発表した以下を主な柱とするグリーン・ニュー・ディール決議案である。
最近、新聞をにぎわしている用語の一つがグリーン・ニュー・ディール(GND)である。米国において温暖化防止と経済格差の是正をもたらす形で行う経済刺激策のことを意味する。