部品交換をする際は、できるだけ同じメーカーが取り扱う蛇口に合った型番の部品を使う方が安心です。
例えばtoto製の蛇口を使用している場合は、部品も同じtotoから取り寄せた方が良いでしょう。
品番の調べ方ですが、蛇口本体についているメーカーの刻印や品番ラベルを見るのが確実です。
以下のような所に貼られていることが多いでしょう。

主な品番の場所     主なメーカーの品番表記の例
・胴体の下で本体右側 ・TOTO:英数字4桁 4桁
・本体の正面や上部  ・INAX:BF、SF、LFのいずれかから始まる2桁 3桁の英数字
・本体の裏面      ・カクダイ:3桁 3桁もしくは4桁の数字

上記のようにメーカーによって数字や英数字など表記が異なります。

新しい蛇口の中にはQRコードがついており、製品情報が分かるものもあります。

もし蛇口本体を見ても確認できない場合は、以下の対策で品番を調べましょう。

1.取扱説明書を読む
2.メーカーの公式サイトで調べる
3.取扱説明書がある場合は、そこに品番や問い合わせ窓口などが書かれています。
またメーカーのサイトでは写真から品番を調べることができ、totoをはじめ大手の水栓メーカーであればそれで対応することができるでしょう。

部品はメーカーの公式サイトで通販で購入できるほか、ホームセンター等で購入できるものもあります。

【止水栓の閉め方】
混合水栓を修理する時は、必ず止水栓を閉めましょう。
止水栓を閉めずに修理を行うと、水が噴き出して部屋が水浸しになってしまいます。

止水栓の場所が分からない、固い場合は屋外にある元栓を閉めて作業を行ってください。

・止水栓はどこにある?
キッチンや洗面所の場合は、シンク下のキャビネットの中に配管などと共に止水栓があります。
浴室で使われているサーモスタット混合水栓は、水栓本体の下にあるので確認してみましょう。

止水栓は蛇口本体の周りに、元栓は家の外にあるのが基本です。

元栓を閉める場合、マンションは玄関の横にあるメーターボックスにあることが多いでしょう。
一方戸建ては外の地面の中についている場合が多いでしょう。

・止水栓の閉め方
止水栓にはタイプがいくつかあります。

ハンドル式
マイナス溝
ハンドル式のタイプであれば、手で回して閉めれば問題ありません。
サーモスタット混合水栓などの場合はマイナス溝がついていることがよくあるため、マイナスドライバーを使用して回して閉めます。

止水栓を閉めた後は、必ず一度蛇口をあけて水が出てこないことをチェックしましょう。
修理が終わったら止水栓を開け、水漏れ確認を行うのが修理の一連の流れになります。