「じぶ」という名前の由来は諸説ある。
材料を「じぶじぶ」と煎りつけるようにして作ることから呼ばれたのか、という提起。しかし「じぶじぶ」という語の出所とされる17世紀の料理本『料理物語』では、実際には「しふしふ」と書いてある。
「じゅぶ」。後に「じゅぶ」とは「熟鳧」(じゅくぶ)の略であるとされた。中国語で「wikt:熟」は「煮たもの」という意味があり、「wikt:鳧」は「鴨」のこと、すなわち熟鳧とは「鴨の煮込み」。ちなみにアヒルの別名に「舒鳧」という言い方がある。
豊臣秀吉の兵糧奉行だった岡部治部右衛門が朝鮮から持ち込んだことに因んだ。