寒い日の防寒対策
洋服を着させる
一番お手軽にできる寒さ対策はやはりお洋服を着させてあげること。ダウンコートやニット生地、もこもこの洋服など、温かいものを着させてあげましょう。最近では遠赤外線で温める効果のある服なども存在しています。
足の毛に雪がつき、そのまま足元が雪玉で覆われてしまうこともあります。足まで覆えるズボンタイプの洋服も良いでしょう。
寒い温度に慣れさせる
ずっと室内にいて温かい環境にいる場合、突然寒い外へでて寒い空気を吸うことで、冷たさにより気管支を痛めてしまう可能性も。玄関の扉を開けたり、窓から冷たい風を入れることで、少しずつ外の気温に慣れてからお散歩へ行くのも良いでしょう。
愛犬の種類や年齢、体調などに合わせてふさわしい防寒着を選び、外でも快適に過ごせるように対策をしてあげましょう。
雪の日のお散歩の注意点
犬の毛にくっついた雪玉の処理
雪の上を歩いたり走ったりすると、毛に雪が着きます。毛の長い犬種の場合、毛の根本に雪が混じってしまったり、雪が絡みつき毛玉になってしまうことがあります。
お散歩から帰ったら、濡れた足元はしっかりドライヤーをかけ、乾かしてからブラッシングをしてあげましょう。
霜焼けに注意する
人間と同様に、犬も冷たい雪道の上を歩くことで、霜焼けを起こすことがあります。
霜焼けになると足の裏が痛くなり、痛みを抑えるため自分で舐めてしまい、患部が炎症してしまう可能性があるので予め対策をしておきたいですね。
事前にできる対策として、散歩のあとはホットタオルなどで足の裏をあたためて、乾かしたあとは保湿が出来るクリームを塗ってあげると良いでしょう。
保湿のためのクリームは、犬が舐めても問題がないような、植物成分主体でアルコールが含まれていないものをオススメします。
凍った雪で滑ってしまわないよう注意する
ふかふかの雪もあれば、凍って滑る雪もあります。興奮して全力ダッシュしていたら、凍った地面で滑って転んでしまったり、膝を痛めてしまったり、という可能性もあります。
ふかふかのところは自由に走れるように、凍った地面には要注意しましょう。
滑らないような靴下や靴を履かせてあげるのも良いでしょう。
まとめ
寒い日、特に雪の日のお散歩は、大切な愛犬に負担がかからないように防寒着を着せてあげる、帰宅後はしっかりケアをきちんとするなどの配慮が大切です。
特に寒さに弱いシングルコートなどの小型犬は、寒さに強い犬種よりも温度差の負担が大きくなるので注意が必要です。
ご自身でお散歩へ連れて行くのが困難な場合や、お散歩後のケアが難しい場合などはペットシッターを利用するのも良いでしょう。
どんな季節でも、愛犬が快適に過ごし、お散歩も楽しめるように、工夫をしてあげてみてください。