猫のふみふみにはいくつかの種類があります。それぞれどのような気持ちでふみふみをしているのかご紹介します。

1、お気に入りの毛布をふみふみする
猫の睡眠前に多く見られます。お気に入りの毛布などをふみふみして、睡眠前にリラックスしていると考えられています。母猫の事を思い出して、甘える気持ちでふみふみしています。

2、寝ている時などにエアーふみふみをする
子猫に多く見られます。同時にまるで授乳しているかのように、口を「チュウチュウ」とすることもあります。授乳中の夢でも見ているのか、とても幸せな気持ちで寝ているのではないでしょうか。

3、飼い主さんなどの「人」に対してふみふみをする
猫が飼い主さんなどに甘えている時にとる行動のひとつ。お気に入りの人に対してしかふみふみをしないことが多いため、愛情表現ともとることができます。遊んでほしい時や飼い主さんに甘えたい気持ちの時に、ふみふみしているようです。

4、一緒に飼われている猫や犬に対してふみふみをする
多頭飼いをしている場合などに見られます。兄弟でも親でもない猫に対してふみふみをすることも。毛布などはもともと母猫のかわりですから、体温も感じられる実際の生き物にふみふみをする猫も少なくないようです。こちらも基本的には甘えたい気持ちの時にふみふみしているようですが、お気に入りの猫や犬を見つけたら1匹に絞ってふみふみすることが多いため、相手に対して好きだという気持ちを伝えているのかもしれません。