飼い主から愛情を得ている犬は、飼い主へも愛情を返そうとします。単純で当たり前な事ですが、愛されている犬ほど飼い主の事を好きになる傾向があります。
犬は動物の中でもかなり賢いので、人間と同じように愛されていればいるほど、その人の事を好きになる可能性は高いです。愛犬が飼い主に見せる愛情表現、受け取っていますか?
■飼い主の顔をジーッと見てくる
愛しているよという言葉の代わりなのだそうです。また、お互いに見つめ合うことでオキシトシンというホルモンが分泌され、飼い主と愛犬との絆が深まるとされています。
■飼い主があくびをしたら愛犬もあくびをする
無意識に共感しているからだそうです。飼い主のことをよく観察し、さらに信頼があるからこそ、つられてあくびをしてしまうのです。
■出かける飼い主を黙って見送る
「行ってくるね!」と声をかけても無視したり、黙って飼い主を見送る犬がいますが、SNSなどでは「ちょっと寂しい…」なんて声もありますよね。
しかし、それは飼い主を信頼している証拠です。
飼い主が出かけるのを黙って落ち着いて見送ることができるのは、ちゃんと戻って来てくれるという安心感と信頼の証なのです。
■お腹を見せて寝転ぶ
犬がお腹を見せて寝転ぶのはよほど安心できる人間に対してにしか見せません。
触れて欲しい時やマッサージをして欲しい時などにアピールすることもあれば、 愛犬からは飼い主に対しての愛情表現としてアピールすることもあります。
■背中を向けて座る
犬は本能的に最後の危機を察知する能力が高いとされています。
野生の世界では、背後からの攻撃は非常に危険なので壁の隅で寝たり、後ろは母犬に守ってもらったりするのが基本ですが、 飼い主に背中を向けるということは自分の背中は守られているという安心感があるからなので信頼関係がかなり築けているということです。