「トイレにはいかないで自分できれいにするから」
彼は「なんだそりゃ」って感じでトイレに向かって駆けだした
彼を止めることはできなかった
嗚咽と悪態の叫びが聞こえてきた
30分後、トイレをきれいにして、シャワーを浴びた私は、ベッドに戻った
ボーイフレンドは体を丸めて胎児の姿勢をとり、目立たないように壁際にいた
 寝たふりをしているようだった
私は彼に寄り添った彼はピクリとも動かなかった